断捨離
執着心は人一倍、スパローです。
やましたひでこ さんを5年程前にテレビで拝見して以来、自分にとって心地良い物の量を追い求めるべく断捨離を続けています。幼少期からものに溢れた環境で生活してきたため一筋縄にはいきませんでしたが、とりあえず、いつ宝くじに当って急に引っ越すことになってもいいように、という妄想と共に始めてみることにしました。
やり始めは、衣類・食器類・食材・リネン類・本などなどリサイクルショップで引き取ってもらえるものはお願いして、残りの物は思い切って捨てまくりました。捨て始めるとなんだか楽しくなってきて「ランナーズハイ」ならぬ「ポイポイハイ」になり、危うく人の物まで捨てたい衝動に駆られましたが、そこはグッと我慢です。
断捨離はやればやるほど捨てられる物が増えてきます。去年は手放せなかったシャツが今年はすんなり処分できたりします。また、断捨離が停滞してきたなぁ〜と感じたら、断捨離関連本(コンマリさんやおふみさん)を読んでやる気スイッチを押してもらいます。中でも「服を買うなら捨てなさい」は自分の本当に着ている洋服のタイプを知るとても良いきっかけになりました。それまでは流行を追いかけ、店員さんのセールストークを鵜呑みにし、ちょっぴり感じる違和感や罪悪感には目をつぶって思考力ゼロの状態で買い物をしていました。セールやお買い得という言葉にめっぽう弱く、「買わなきゃ損!」とばかりに買っておりました。この本から学んだ目からウロコだった発想は、題名通り、着ていない洋服を処分すれば自ずと 残っている服=自分が本当に好きな服 だとわかる事です。改めて周りを見回してみると、ちゃんと自分を持っている人は、自分の好みも見事に把握しています。物を捨てる行為は己を知ることへ繋がっているんだなと感じました。
やましたひでこ さんのようにストイックにはできませんが、1枚1枚一つ一つを大切にできる量をこれからも模索していきたいです。
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
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